[月足(日経平均)]

移動平均線
- 黄色:9カ月移動平均線
- 水色:24カ月移動平均線
- 赤色:60カ月移動平均線

チェックポイント!(5月末時点・月足は月初更新)
5月の日経平均の月足は、4月のボリンジャーバンド+1σ抜けとフラッグ型のレジスタンスライン抜けから大幅上昇の展開。先月にモメンタムの反応があって、ADXも低い位置で期待があり、買いポジはヘッジ外しのポイントかなと書いてヘッジ外しでOKだったと思います。ここからスクイーズしていたボリンジャーバンドがエクスパンションするか注目で、ここから垂れるようなら21年からの保ち合いで終わってしまうかなという所です。月足の戦略のヘッジは外してますので、今後フラッグ型のレジスタンスラインを割るような展開になればヘッジのかけ直しになります。一方、6月にしっかり高値抜いてくるような展開になれば、トレンドも期待できるかなという所です。
月足は2018年から形成していたトリプルトップの上限を2020年11月に上抜いた所から上昇トレンドが発生して保ち合いを形成中。これはトレンドの休止の形で通常は上昇トレンド継続の型ですが、その型を継続している所です。
一方、ここから下落した場合、トリプルトップの上限(2018年10月の高値)を価格が割るかどうかがポイントになります。このトリプルトップの水準に価格が落ちてこない間はトリプルトップの上抜けの否定とはなりません。上昇トレンドが終了するかどうかはそこで判断できるかと思います。

[週足(日経平均)]

移動平均線
- 黄色:13週移動平均線
- 水色:26週移動平均線
- 赤色:52週移動平均線
チェックポイント!
(当欄は5月31日の引け後に記載)
当欄の日経平均株価のテクニカル分析は毎週金曜の引け後に更新していましたが、今後都合により木曜に更新する場合もあります(上記の「チェックポイント」の欄にいつ時点の更新かを記載します)。
日経平均の週足は、型がそう変わってないのでチャートは先週と同じものですが、21年からの保ち合い上限抜け高値近辺での引け。日経平均は、下はダブルトップのネックライン割れとその否定の攻防をずっとやって、近々上試して抜いてきた所です。週末垂れたので明確抜けには至っていない所です。
おさらいですが、日経平均は20年11月からの上昇トレンドは引き続き継続中で、20年11月に18年から形成していた保ち合いを上抜けて上昇トレンドが発生しましたが、この否定形はこれまでまだ出ていないです。この否定形は20年11月2日の週の高値が割れた時点で完成しますので、今後もし大きく下落した場合はそこがポイントになりそうです。そのポイントは24389円です。
日経平均はネックライン割れでも関係がなく、日銀のETF買いで戻せるので売りでは攻めないとしていましたので、近々の相場は見ているだけですね。ファンドの買いや自社株買いありますから下は攻めれないです。
戦略は、長期のトレンドはしっかり取って天井でヘッジ入れてるほぼ完璧な戦略、ヘッジ外しのポイントを21年2月高値としていましたので、ヘッジを外した所。21年2月高値近辺での引けになりましたので、明確割れ(陰線の実体の半分)が出れば再度ヘッジかけ直しの対応。割れてヘッジ入れたものの再度明確抜け(陽線の実体の半分以上)が出ればヘッジ外し。割れないまま上昇すればヘッジ外したままでOKだと思います。とにかく、ヘッジ入れる入れないのラインは21年2月高値でOKだと思います。

[先週の日足(日経平均)]

移動平均線
- 黄色:5日移動平均線
- 水色:10日移動平均線
- 赤色:25日移動平均線
- 緑色:75日移動平均線
- 白色:100日移動平均線
- オレンジ色:200日移動平均線
ボリンジャーバンド
- 灰色:ボリンジャーバンド(±1σ・±2σ・±3σ)
- 中心線:20日
中心線は21日や25日にすることもありますが、20日がハマってそうなので、20日を表示させてます。ちなみに、ボリンジャーバンドの開発者のボリンジャー氏は、基本設定は20日を推奨しています。
短期トレンドの転換とは
短期トレンドの転換の解説は、以下のページを参照してください。
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[今後の展開予想と戦略]
チェックポイント!
(当欄は5月31日時点記載)
日経平均の日足も週足と同様に、21年1月から形成している保ち合いを再度回復し、上抜けの展開。週足と同じです。戦略も週足と同様です。21年2月高値をヘッジのラインで対応するだけでOKだと思います。
NYダウ(日足)

チェックポイント!
(当欄は5月30日時点記載)
NYダウは2月21日に12月からの三角保ち合いのサポートラインを割ってトレンドが発生した後、3月27日に短期トレンドの転換が出て戻りの展開。この三角持ち合いのブレイクアウトは綺麗でしたね。ブレイクアウト後の値幅メドもほぼほぼテクニカル通りでいい展開でした。そして延長ラインを4月28日にブレイクアウトしてきましたがだましの展開。だましというよりこの延長ラインが効いてるのか効いてないのかという所で、高値で渋ってるだけのようにも思いますが、今週の動きも引き続き効いてるような動きでしたので効いてる場合の話をしますが、現在はだましの型にはなってますので、下方向は警戒した方がよさそうです。戦略は12月5日に10日線を割って短期トレンドの転換が出た所で買いポジにヘッジかけてますので直近は様子見でしたね。これは12月13日高値抜けまでヘッジ外しのポイントはないかなと思います。ここからズルズル下がった場合はブルマーケット中ですのでヘッジかけたまま様子見でいいと思います。
さて、おさらいですが、NYダウは9月13日に20%ライン(29562ドル)を上抜けてベアマーケット入りの否定が出てから上昇が続いている所です。ダブルボトムの型からの上昇で8月高値まで戻しました。
戦略は20%ライン上抜けで売りポジのヘッジかけ直しと新規買い入れてますので問題ない所ですね。ヘッジかかってる売りポジは、20%ラインを下抜けるまでヘッジ外しのポイントはありませんので、こちらは引き続き保留です。
ナスダック(日足)

チェックポイント!
(当欄は5月30日時点で書いています)
ナスダックは姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下の記事で、これまでの推移と戦略をまとめて書きました。当欄でこれまで継続して書いてきたことですが、わかりやすく書いたつもりなのでよかったら見てください。
ナスダックはベアマーケット(下落相場)入り
そして、この記事の続きの戦略や当欄の戦略の補足を、株式マーケットデータの公式ツイッターの方でも書いてるので、よかったらそちらもご覧ください。
ナスダックは姉妹サイト「株式マーケットデータ」のツイッターの方で書きましたが、3月16日に以前から書いている12月13日高値(青線)を再度上抜き、ここは当欄で書いていた買いのタイミングでした。2月からのフラッグ型のレジスタンスラインも上抜いてダブルで買いのタイミングになりましたね。以前から書いていますが、12月13日高値(青線)は週足と日足のネックラインになってますので、上抜けば買い、下抜けば買いは引っ込めるとしていました。
さて、これまでの流れを上記でそのまま継続掲載していますが、5月17日に2月高値水準(黄色ライン)を抜いていました。黄色ラインを抜いてくれば買いポジションはそのままでOKとしていましたので今週もトレンドに問題はなく見ているだけでしたね、今週は22年8月高値の節で叩かれる展開でした。
短期線が黄色のラインを抜いてきてますので、買いポジションのヘッジラインは短期トレンドの転換時でOKです、ヘッジのラインさえ押さえておけば、利益は確保できますので、的確にやっていきましょう。
一方、戦略では22年6月16日安値を保ち合い下限として、このラインを上抜けた所で最高値の売りポジと8月19日に仕掛けた売りポジにヘッジをかけてますが、これはしばらくそのまま放置でいいかなと思います。下がった場合は保ち合い下限を下抜けた所でヘッジ外しで使えますので。
他方、今後上昇が続いた場合、前から書いていますが13000はベアマーケットか否かの20%ラインです。ベアマーケット入り否定の型が出れば買い戦略に移行です。
これまでの戦略のポジションはナスダックは最高値近辺での売り仕掛けと、ベアマーケットの否定のだましからの売り仕掛けででベストな展開になってますので、ヘッジでしっかり対応しながら大事にいきましょう。
ドル円

チェックポイント!
(当欄は5月30日時点で書いています)
ドル円は3月からカップアンドハンドルかなぁと思う型から上昇の展開。ただネックライン抜けから走ってないのでイマイチかなぁという動きで10日線まで垂れてきている所です。一方、ネックライン抜けは出ていますので、ここを割らない間は売りでは入れないかなという所です。割れば売りの仕掛けのタイミングになるかなと思います。一方、買いで入っている方は短期トレンドの転換が出た所はヘッジのタイミングになると思います。
戦略は、買いポジは22年10月21日に短期トレンドの転換が出た所でヘッジかかってますので見ているだけの相場。ドル円はしばらくやることがないです。
ドル円は崩れても売りで入らないとしていましたので、この下落を取れなくてもったいなかったですね。すみません。ドル円は上昇を全部取りましたのでその利確のタイミング見て行くだけです。ドル円は初動逃してるので、もういいかなと思います。ドルインデックスを売りで入ってますので、そちら重視したいと思います。
さて、重要なドルインデックスですが、

ドルインデックスの推移は「ドルインデックス(ドル指数) 」で確認できます。
ドルインデックスは、高値からストンと下がるパターンから崩れて、かつてのナスダックと同様の動きが出て、ずっと当欄で書いてたパターンがきて大きく下落しましたね。戦略は買いポジは10月3日に短期トレンドの転換が出た所でヘッジがかかっており。このヘッジ外しのタイミングは高値抜け時点で変更はなく、そのポジションはヘッジをかけたままで、白色のサポートラインを割った所で新規売り仕掛けてますね。ツイッターの方で逐一書いてました。
ドルインデックスは4月17日に短期トレンドの転換が出ましたので売りポジにヘッジかけている所です。2月2日の安値割れが出たらヘッジ外しでOKと書いていましたが、上方向に抜いてきたので何もすることがなかった相場でした。上方向は無視でいいかなと思ってますので、上昇中はあまりやることがないです。
今週はここまでですが、何か書き忘れたことや相場見て考え方変わった場合は「株式マーケットデータ」のツイッターで書きます。
→現在、投資戦略のブログは時間がなくて書いていません。株式マーケットデータの公式ツイッターの方でテクニカル分析のツイートもしていますので、そちらをチェックしていただけたらと思います。

この「直近のテクニカル分析」の欄は、週一回更新しています。日々の日経平均などの相場に応じたテクニカル分析は、姉妹サイト「投資戦略」のブログで行っていますので、よかったらそちらも参考にしてください。相場に応じて見方の変更等々ありますので、逐一チェックしていただければと思います。また、トレードの判断は、charTradeに準じています。charTradeはテクニカル分析を土台としており、テクニカル分析の解説は、姉妹サイト「株式投資大百科」の「テクニカル分析」のページで項目ごとに解説していますので、そちらも参考にしていただければと思います。
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テクニカル分析はcharTradeの基礎編も参考に
建玉法ービラミッディングー
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