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JPX400の特徴とROE、日経平均株価・TOPIXの違いをわかりやすく解説

JPX400(JPX日経インデックス400)



JPX日経インデックス400とは

JPX日経インデックス400(JPX400)とは、東京証券取引所(東証)上場している企業の中からROE(自己資本利益率)を基準に、投資家にとって投資魅力の高い銘柄400社を選別したもので、日本を代表する優良株400社で構成されている株価指数です。


東京証券取引所

東京証券取引所(とうきょうしょうけんとりひきじょ)とは、「東証(とうしょう)」と略される、1949年に設立され、2001年に株式会社(株式を発行して資金調達し、その資金で事業を行う会社)化された日本国内最大規模の証券取引所です。

東京証券取引所の株式市場は、上場基準ごとに「東証一部」「東証二部」「マザーズ」があります。上場基準は「東証一部」が最も厳しく、「東証二部」「マザーズ」と続きます。

東京証券取引所には、公社債市場もあります。公社債とは、国債と地方債の公債や社債といった債券の総称です。


上場とは

上場(じょうじょう)とは、株式などの有価証券やデリバティブ商品を取引所で売買できるようにすることです。上場するには、取引所の審査を受ける必要があります。株式会社が株式を上場することによって、その株式を一般の投資家が売買できるようになります。その売買できるようになる瞬間を「上場」といいます。

東証一部は、上場基準が厳しいため、その上場基準を満たした会社は社会的信用が高まります。それによって、銀行から融資が受けやすくなり、認知度の向上から優秀な人材も集まりやすくなります。また、株式を上場させて資金調達できるメリットもあります。ただし、上場すれば一般の投資家がその株式に投資できるようになるため、ディスクロージャー(投資家保護を目的に企業に関する重要な情報を利害関係者に開示すること)の義務が課せられますし、誰が株主になるかもわからず、一定以上の株式を買い占められた場合は経営権を失うこともあります。また、株主は1株につき1票の議決権(株主総会で会社からの説明を受けたり、決議事項に賛否を表明する権利)を持つことになるため、多くの株式を持っている投資家の意見に経営が左右されます。


ROEをわかりやすく簡単に解説

ROE(あーるおーいー)は、当期純利益自己資本で割って計算される指標です。企業の収益性を見てバリュエーションを計る指標の一つです。

計算式は以下。

  • ROE(%)=(当期純利益/自己資本(純資産))×100

あるいは、、EPS(1株当たり利益)BPS(1株当たり純資産)で割って計算します。

  • ROE(%)=(EPS/BPS)×100

ROEは、自己資本に対してどれだけ利益を生み出しているのかを示す指標です。自己資本は株主が投資した資本ですので、企業が株主から集めたお金をどれだけ効率的に運用しているのかを示します。企業は利益の中から配当を出すため、企業の収益力や配当能力を測る指標として見られます。

ROEは、その数値が高ければ株主の資本を効率的に運用していることを示すため、株主還元への期待も膨らみます。ただし、ROEは当期純利益で計算されるため、特別利益特別損失がある場合は、当期だけ高くなったり低くなったりするので注意が必要です。

外国人投資家(海外投資家)は、ROEを重視する傾向があります。企業もROEの改善を中長期目標に掲げることが多いです。ROEを上げるには、当期純利益を増やすか自己資本を減らす必要があります。自己資本は、自社株買いを行うことによって減らすことができるため、自社株買いを行って自己資本を減らす企業が多い傾向があります。


ROEの目安

ROEの目安は、概ね15-20%ほどです。毎年安定して20%以上を確保している企業は優良企業と見られています。ROEの国際基準は8%程度、JPX400では11%程度、TOPIXでは5-6%程度です(それぞれ平均)。ROEは、少なくても市中金利(市場金利)より高くなければ魅力はないと判定することが多いです。というのも、市中金利より低ければ、リスク資産(危険資産)である株式に投資するより、無リスク資産(安全資産)の債券に投資したいと思うからです。


ROEが高くても優良企業ではない?

ROEが高くても、優良企業とは言えないので注意が必要です。設備投資に積極的な企業であればキャッシュが多くなってROEは下がりやすくなりますし、市場からの資金調達が多い企業はROEが低くなりやすいです。つまり、成熟産業の企業のROEは低くなりやすいです。また、ROEを高くするために、市場からの資金調達でなく、銀行からの借り入れを多く行った企業は、金利上昇局面で金利負担が大きくなるため、ROEだけで優良企業を判定することはよくないと言えます。

その他、詳しいROEの解説は「ROE(自己資本利益率)」を参照してください。


優良株とは

優良株(ゆうりょうかぶ)とは、長期間にわたって高い収益・高い配当を続けていて、財務内容が健全で信用力・知名度があり、景気変動に強い株式のことです。つまり、収益性・成長性・安全性が高い株式のことをいいます。それに加えて、国際的に競争力のある株式を「国際優良株」といいます。


株価指数とは

株価指数(かぶかしすう)とは、株式市場全体の相場を表すために、複数の銘柄の株価をある一定の計算方法で総合し指数化したものです。

株価指数は、株式市場の代表的な銘柄を選択して算出されるものや、株式市場全体の時価総額から算出するものなどがあります。前者の代表格は日経平均株価で、後者の代表格はTOPIXです。株価指数の算出は、新聞社や金融機関、情報提供会社などが行っています。



JPX日経インデックス400の特徴

JPX日経インデックス400の構成銘柄には経営が危うい企業が入っていないことが特徴で、構成銘柄は優良株ですので、株価が底堅く推移する可能性が高いと考えられています。ROEが高い銘柄は外国人投資家にも好まれるので、外国人投資家も意識しやすい株価指数とされています。JPX日経インデックス400は日経平均株価やTOPIXとは違い、2014年1月6日から公表が始まったまだ若い株価指数ですので、今後その動向が注目されてます。



JPX日経インデックス400と日経平均株価・TOPIXとの違い

日経平均株価は値がさ株の動向に左右されやすく、TOPIXは時価総額の大きい大型株に左右されやすい特徴があります。さらに、TOPIXは東証一部の全銘柄を対象とした株価指数ですので、投資に適さない赤字企業も入ってしまうという性質があります。その点、JPX日経インデックス400は、ROE(自己資本利益率)を基準としていて、投資する対象として魅力的な優良株だけで構成されていますので、相場が下落局面入りした時は、比較的底堅く推移しやすい傾向があるのが特徴です。



JPX日経インデックス400(JPX400)の推移

JPX日経インデックス400のこれまでの推移は、当サイトの姉妹サイト「株式マーケットデータ」で確認できます。





日銀のETF・J-REITの買い入れの推移(チャート含む)

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