本文へスキップ

先物と先渡しの違い

先物と先渡しの違い



先物取引は、英語で「futures(フューチャー)」と言われ、先渡取引(さきわたしとりひき)は「fowards(フォワード)」と言われます。

ともに将来取引する価格を今決める取引なのですが、相違点がいくつかあります。



取引場所の違い

先物取引は必ず取引所で取引されますが、先渡し取引は店頭取引(OTC)、相対での取引となります。



規格品か注文品かの違い

先物取引は取引所で取引しますので、取引所が提供する規格品での取引となります。

先渡し取引の場合は店頭取引(相対での取引)となりますので、その場で取引内容を決めれる取引です。



決済の違い

先物取引では決済日より前に反対売買をして決済を行うことができますが、先渡し取引の場合は通常、決済日に契約の決済を行います。



信用リスクの違い

先物取引は取引所で取引が行われますので、清算も取引所となり、信用リスクはほぼありません。

先渡し取引は相対取引となりますので、相手の信用リスクが生じてきます。



証拠金の有無の違い

先物取引はまずは証拠金が必要となる取引です。

先渡し取引は相対取引のため、証拠金は不要です。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ


関連記事

姉妹サイト「株式投資大百科」より









姉妹サイト「株式マーケットデータ」の公式SNSです。



株式マーケットデータは、わかりやすい解説を見ながら投資のデータ分析できるサイトです。他にないデータを数多く揃えており、投資に役立つ情報をお届けしますので、よかったらフォローしてください。






公式Threads(スレッズ)はこちら
公式インスタグラムはこちら













← 株価指数先物取引とはへ戻る | トップ | 日経平均・配当指数先物とはへ進む →


※その他「デリバティブ」に関する記事は以下


デリバティブ


事前知識

金利とは

債券とは

現在価値・将来価値とは

デリバティブの基礎知識

デリバティブとは

デリバティブ取引をする目的

デリバティブ取引の利用方法

ヘッジとは

裁定取引(アービトラージ)とは

スペキュレーション(投機)とは

デリバティブの種類(先物・オプション・スワップ)

レバレッジ効果とは




先物取引の基礎

先物取引とは

現物とは

先物の市場についてーCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とはー

証拠金・差金決済とは

先物価格と現物価格の連動

通貨先物取引とは

株価指数先物取引とは

先物と先渡しの違い

日経平均・配当指数先物とは

東証マザーズ指数先物とは

オプション取引の基礎(1)

オプションとは

オプション取引の権利と義務

コール・オプションとは

プット・オプションとは

オプション取引の買いと売りとは(オプション取引の4パターン)

プレミアム(オプション料)とは

ストライク・プライス(権利行使価格)とは

行使期間(アメリカンタイプとヨーロピアンタイプ)

ボラティリティとは

イン・ザ・マネー(ITM)、アット・ザ・マネー(ATM)、アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)とは

オプションの建玉の見方

オプション取引の基礎(2)

オプション取引のレバレッジ

キャップとは(オプション)

フロアとは(オプション)

カラーとは(オプション)

デルタ/ガンマ/ベガ/セータ/ローとは(オプションの指標)

通貨オプションとは

株価指数オプションとは

合成ポジション(ストラドル・ストラングル)とは

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とは

プット・コール・レシオとは




スワップ取引の基礎

スワップとは

金利スワップとは

LIBORとは

通貨スワップとは