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HFT(超高速取引・高頻度取引)とは

HFT(超高速取引・高頻度取引)とは

HFT(超高速取引・高頻度取引)とは

HFT(読み方:えいちえふてぃー|英語:High Frequency Trading|ハイ・フリーケンシ・トレーディング)とは、コンピューターのプログラムで超高速・高頻度の売買を行うアルゴリズム取引の一つです。過去の価格の動きを統計的に分析し、1秒間に数百から数千の売買を行うのが特徴で、主にヘッジファンドCTA機関投資家の間で広まっている取引手法の一つです。HFTは、日本では「超高速取引」や「高頻度取引」と訳されています。







HFT(超高速取引・高頻度取引)の特徴

HFTは、コンピューターにプログラムした自動発注機能を使って、市況を自動的に判断しながら1秒間に数百から数千の小口の売買を行って、少しの価格差から利益を得る投機的な取引をするのが特徴です。基本的には、1秒間に何円動くかを見て、ある一定の値幅以上の動きをしたら、その方向に自動的に売買注文を出す形になっています。要するに、大きな注文に反応するようになっているため、短期的に値幅が出やすい状態となります。

また、取引価格のゆがみを利用して、割高なものを売り、割安なものを買うという取引も多く、多くの場合はその日のうちに反対売買で決済するため、相場全体の値動きを抑制する効果があると見られています。ただ、プログラムの不具合で株価が大きく動いたり、短時間で値動きが増幅したりすることもあります。


メーカー型とは・テイカー型とは

HFTは「メーカー型」と「テイカー型」の2つに大別されています。

  • メーカー型とは、市場に売り注文や買い注文を常に出すものです。
  • テイカー型とは、メーカー型の注文に注文をぶつけて約定させるものです。

HFTの取引高と問題点

HFTの取引高は、米国市場で50%程度、日本市場では60%程度にも達しているので、金融市場では非常に大きな存在となっています。また、東証がミリ秒単位で取引することができる株式システムサーバ「アロー ヘッド(arrowhead)」を導入したことでHFTが活発になっています。

HFTは、株式だけでなく、為替先物取引でも活発に行われています。高頻度で売買が行われるため、市場流動性がもたらされますが、取引量が大きくなるため、相場が乱高下する要因となったり、相場が大きく動く局面では、その振れ幅をさらに大きくしてしまう要因ともなっています。また、HFTを行うには高性能のコンピューターシステムの構築が必要で、その構築には膨大な資金が必要であるため、豊富な資金を持つ一部の市場参加者しか行えないという問題が指摘されていま す。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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