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立会外分売

立会外分売

立会外分売とは

立会外分売(読み方:たちあいがいぶんばい|英語:off-floor distribution)とは、取引時間(立会時間)外に大株主などの大量の売り注文を小分けにして売る方法です。







立会外分売の仕組み

立会外分売は、具体的には特定の大株主(金融機関や創業者など)から証券会社が分売の執行を条件に売り注文を受託し、金融商品取引所にあらかじめ届け出を行った上で、立会時間終了後に分売の条件を発表して、翌朝に買い付けの申込を受け付けて、立会開始前に売買を成立させる仕組みです。


立会外分売による影響

立会外分売を行うと、市場に出回る株数が増えて、流動性が高まることとなります。株主数が増加することとなりますので、今後は市場の指定替えの期待が高まりやすくなります。もし、東証一部以下の銘柄が指定替えで東証一部に上がる、という期待が高まれば、株価は上昇しやすくなります(東証一部に指定替えすれば、東証一部銘柄を対象とした投資信託に組み入れられて、その投資信託の買いによって株価が上がりやすくなるためです)。また、立会外分売の分売価格は、前日の終値を数%ディスカウントした価格で提示され、株式の購入手数料も無料となりますので、投資家としてはお得感があるのが特徴です。

企業が立会外分売を行う際には、その数週間前から前日までにアナウンスがあるため、立会外分売のニュースは逐一チェックしておきましょう。ただし、数%ディスカウントされた価格で買えると言っても、立会外分売後、通常取引開始と同時に株価が下がることもありますので注意が必要です。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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