仮想通貨とは（特徴とリスク）｜株初心者のための株式投資と相場分析方法

仮想通貨とは（特徴とリスク）CONCEPT

仮想通貨とは

仮想通貨（読み方：かそうつうか｜英語：virtual money）とは、取引や決済をインターネット上で処理し、専門の取引所で現実の通貨（日本円やドル、ユーロ、人民元など）と交換できる貨幣価値のことです。

仮想通貨の特徴

仮想通貨は、中央銀行（日本銀行など）などの公的な通貨の発行体が存在しないのが特徴の通貨です。取引や決済インターネット上で処理し、金融機関を経由しないシステムとなっているため、手数料が安くなる点も特徴の一つです。2009年に仮想通貨ビットコインが登場して以来、通貨数は600種類を超え、さらに拡大が続いています。日本には 2016年現在で7社の専門の取引所があります。また、日本政府は現在、仮想通貨取引を公的な決済手段の一つとして位置付けています。

仮想通貨のリスク

2014年、仮想通貨ビットコインの取引所である「マウントゴックス」が経営破たんし、破産手続きの際に顧客の82億円が消滅しました。仮想通貨の取引所は中小企業が運営していることが多く、破たんに備えた資金の蓄積や預金保険法など資産を守るルールがないため、顧客の資産が消滅する事態となりました。自己資産と分別管理している取引所も少なく、仮想通貨取引が突然停止するケースもありました。ゆえに、仮想通貨は安全面でたくさんの問題がありますし、仮想通貨の価格変動の激しさ、高い投機性など顧客の資産保護にはたくさんの問題があるのですが、日本国内ではビットコインで決済できる飲食店や病院、サロンが徐々に増えてきていますし、政府も今後法改正して利用者保護を図る方針、また、今後フィンテックの普及によって利用機会が増えることが見込まれることから、注目度が高い通貨です。

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