投資信託にかかる税金｜株初心者のための株式投資と相場分析方法

投資信託にかかる税金CONCEPT

投資信託にかかる税金

利益が出れば税金がかかる

投資信託を「解約（請求）」または「買取（請求）」で売却して利益が出たら、その金額に対して税金がかかります。投資信託を売却して得た利益のことを「売却益（キャピタルゲイン」と言いますが、税金はこの売却益と分配金によって得た利益（インカムゲイン）に対してかかります。

普通分配金・特別分配金とは

分配金には、普通分配金と特別分配金があります。

普通分配金（ふつうぶんぱいきん）とは、値上がり益から支払われる分配金のことで、課税対象となります。

特別分配金（とくべつぶんぱいきん）とは、元本（がんぽん）の払い戻し（特別分配金という名前ですが、原資は元本）のことで、こちらは非課税となります。

株式と損益通算できる？

投資信託を「解約（請求）」または「買取（請求）」で売却して利益が出たら、その利益は「譲渡所得」となり、他の株式投資や株式投資信託で出た譲渡損益と通算できます。また、株式の配当金や公募型株式投資信託の分配金（特別分配金除く）と損益通算することもできます。

また、投資信託の売却で損失が出れば、確定申告を行うことで翌年以降3年間損失を繰り越すことができます。

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