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為替の変動要因

為替の変動要因

為替相場は、政治や経済、投資家や企業の思惑、資金需給など様々な要因で変動します。為替の動きを予測するには、それらの要因によって市場参加者が何を考えてどう行動するか、買いたいのか、売りたいのかを察する必要があります。






そこで、まず市場参加者が為替の取引を行う際、何に注目して売買の判断をするのかを知らなければなりません。市場参加者が注目するものは常に変わるものですが、為替の動向を把握する際に重要となるものは以下の通りです。


金利差
円キャリートレード
金融政策政局
経済指標
イベント
要人発言
原油価格


これらは為替のみならず、株式債券にとっても重要なものばかりですので、それぞれ見方を覚えておくと投資の役に立ちます。これらはまず、それぞれの見方の「基本」を頭に入れて相場を見ることが大切です。ただ、相場ですので、見方の基本とは真逆に動くことが起きてきます。その場合、なぜ真逆に動いたのかを探ることが大切です。


例えば、米雇用統計で いい数字が出たのに、なぜか米国株は売られ、米ドルも売られている(ドル売り)ということが実際の相場では起きてきます。その場合、なぜそういった相場になったのかを探らなければなりません。もしかしたら事前にいい数字が出ることが予想されていたので、米雇用統計が出る前に相場は上がっていたのかもしれません。 いい数字が出ることは織り込み済みだったので、米雇用統計が出た所が利益確定のポイントになったのかもしれません。もしくは、米雇用統計がいい数字で出ると投資家にとってマズイことがあったのかもしれません。例えば、米国の利上げ時期が迫っていて、米雇用統計の数字が良ければ利上げ時期が早まるかもしれない、と思う投資家が多く、実際いい数字が出たので利上げ時期が早まると思った投資家が見切りを付けて売ったのかもしれません。






そういったことを意識しながら常に相場を探っていくと、徐々に市場参加者がどのようなことを考えて売ったり買ったりしているのかが掴みやすくなってきます。そのために、まずは見方の基本をしっかり頭に入れておく必要があります。

その基本と実際の相場がカップリング(連動)すれば、相場を予測できたことになりますし、逆に、その基本と実際の相場でデカップリング(連動しない) 現象が起きたら、そこを探るのです。そうすれば徐々に市場心理を把握していけますし、相場観が身についてくると思いますので、まずは上記7項目の見方の基本を次ページからおさえていきましょう。


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ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/ドルの推移

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