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オプション取引のレバレッジCONCEPT

オプション取引のレバレッジ

レバレッジとは

レバレッジ(英語:leverage)とは、少ない資金で大きな取引ができることをいいますが(詳しくは「レバレッジとは」のページを参照)、デリバティブ取引は、このレバレッジ効果が働くのが特徴で、オプション取引の場合もレバレッジ効果は大きく働きます。







架空の例として、日経平均株価を対象としたオプションの場合を考えてみます。

例えば、日経平均株価が10,000円の時、満期日が3ヶ月後で権利行使価格が10,000円のコール・オプションが100円だったとします。そのコール・オプションを買い、3ヶ月後に日経平均株価が10,500円になっていたら、そのオプションの差金決済額は500円となり、手数料を加味しなければ利益率は500%となります。仮にその条件で、オプションではなく、例えば日経平均株価に連動するETFを買っていたとすると、10,000円で買って10,500円で売ることになりますので、利益率は5%となります。ゆえに、オプションのレバレッジ効果は相当働くのです。


ただし、自分にとって有利な方向に相場が進んでくれればよいのですが、不利な方向に相場が進めばレバレッジはその分大きな損失となります。上記の例の場合では、日経平均株価のちょっとした動きでも損失が大きく拡大することとなってしまうのです。オプションの買いであれば、プレミアム(オプション料)相当の資金しか必要としませんが、オプションの売りの場合は、自分の不利な方向に相場が進めば損失が無限大になると考えられるので、そういった取引は避けるべきでしょう。
また上記の例では、日経平均株価は3ヶ月で500円程度(5%)しか動いていませんが、日経平均株価は年に何度か1日で10%程度動くこともありますので、レバレッジ効果が働くオプションなどのデリバティブ取引では、より注意が必要となります。






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姉妹サイト「株式投資大百科」より













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